子宮の病気
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子宮にかかわる病気としては、主に、以下の病気・症状があります。
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮頸がん
・子宮体がん
・子宮頸管ポリープ
・子宮内膜ポリープ
・子宮膣部びらん
など。
では、各病気・症状を、下記で簡潔に解説します。 |
子宮筋腫とは?
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子宮筋腫は、子宮の代表的な疾患で、
子宮の筋肉層にできた良性腫瘍です。
筋肉の部分にコブができるわけです。
あまり特殊な病気ではなく、
小さなコブも含めて考えると、
35歳以上の女性の、3人〜4人に1人、といった高い割合で見られます。
症状としては、
人によっては自覚症状がないこともありますが、
一般的なものとして、
月経異常、貧血、不正出血、腰痛、腹痛、便秘、頻尿などがあります。
子宮筋腫は、手術療法や薬物療法で治療しますが、
主に、手術療法が中心になります。
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子宮内膜症とは?
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子宮のいちばん内側をおおっているのが子宮内膜と呼ばれる部分ですが、
この子宮内膜に似た組織が、
本来あるべき子宮内腔以外のいろんな場所で増殖してしまう病気が、
子宮内膜症です。
正常な場所にある、本物の子宮内膜は、
月経周期によって、体の外に排出されます。
しかし、本来の場所にない、疑似子宮内膜は、
排出されずに、その場にたまってしまうのです。
排出されずに、その場に残っているために、
やがて、月経のたびに激しい月経痛が起きたり、
臓器の癒着などのさまざまな症状を引き起こします。
子宮内膜症は、30代〜40代の女性に多く見られ、
子宮筋腫とともに、かなり一般的な病気です。
子宮内膜症と不妊の関係ですが、
結論をいうと、子宮内膜症=不妊、ではありません。
子宮内膜症がありながら、妊娠・出産する女性はたくさんいます。
ただし、子宮内膜症であり、同時に、不妊に悩んでいる人がいることもまた、事実です。
こういったケースでは、
ホルモン療法や保存手術を行いつつ、
妊娠しやすくなるように治療をすすめていきます。 |
子宮頸がんとは?
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子宮がんのうち、6割〜7割が子宮頸がんです。
子宮は、頸部と体部にわかれていますが、
子宮の入り口ともいえる頸部に発生するがんが、
子宮頸がんです。
子宮頸がんは、
自覚症状のない早期に発見すれば、
治癒率100パーセントです。
しかし、進行が進んでから発見、治療した場合は、
生存率が落ちていきます。
第4ステージになると、5年生存率は20パーセントです。
子宮頸がんは、
進行の度合いに合わせて、
手術、放射線療法、化学療法などが行われます。 |
子宮体がんとは?
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上の子宮頸がんは、子宮の頸部にできるがんですが、
体部(本体)の内膜にできるのが、子宮体がんです。
子宮がん全体の、3割〜4割が、子宮体がんです。
子宮体がんになりやすい人として考えられるのは、
・月経不順、排卵障害がある人
・妊娠・出産の経験がない人
・更年期以降の人
・肥満の人
・更年期障害の治療にエストロゲンを使っている人
などです。
子宮体がんの場合、
初期に不正出血が見られるのが特徴です。
子宮体がんは、
原則として手術を行いますが、
放射線療法、化学療法、ホルモン療法が用いられることもあります。
がんの進行を4期に分けた場合、
子宮体がんは、
2期までに発見されれば、9割以上の治癒率になります。 |
子宮頸管ポリープとは?
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そもそもポリープとは、
粘膜にできる良性腫瘍の一種です。
子宮頸部の粘膜の一部が増殖し、
突起となって子宮口から垂れ下がるのが、
子宮頸管ポリープです。
このポリープに触ると出血するので、
激しいスポーツ、セックスの後などに出血します。
また、おりものが増えることもあります。
しかし、自覚症状のないケースもあります。
子宮頸管ポリープの治療は、外来で行えます。
茎の部分を切ってしまいます。
痛みはなく、麻酔をかける必要もありません。
子宮頸管ポリープは、ほとんどが良性ですが、
念のために、切除した組織を検査し、
悪性のものでないか調べます。 |
子宮内膜ポリープとは?
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子宮体部の内膜の部分に発生するのが、
子宮内膜ポリープです。
エストロゲンの過剰により、
子宮内膜が異常に増殖して発生します。
自覚症状としては、
不正出血、過多月経などがあります。
治療としては、
子宮頸管ポリープ同様、切除します。
また、子宮体がんの可能性もあるので、
切除してから、組織を調べ、
悪性か良性かを判断します。 |
子宮膣部びらんとは?
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そもそも「びらん」とは、
組織表面の上皮細胞がなくなって、
むけたような状態になっていることをいいます。
これが本物の「びらん」、つまり、「真びらん」です。
しかし、実際には、
ほとんどの人が「偽びらん」と呼ばれる、ニセのびらん状態にあります。
※※※「偽」は「ギ」と読みます。
偽びらんは、
子宮頸管の粘膜が、膣部に向かってせり出し、
反り返るために、そこが赤くただれているように見える状態をいいます。
この症状は、
性の成熟期にある女性の大部分に見られる状態であって、
病気などではありません。
閉経すれば、消えてしまいます。
子宮膣部びらんには、
このように、真びらんもあれば、偽びらんもありますが、
いずれの場合も、症状は、
おりものの増加や接触出血などです。
一般的には、よほど症状が強くなければ、
治療する必要はありません。
症状がひどいケースでは、
凍結療法とかレーザー療法などが行われます。
子宮膣部円錐切除術が行われることもあります。
初期の子宮頸がんと区別するための検査をすることがあります。 |