子宮肉腫の症状
|
子宮肉腫だけに特徴的な症状というのはありません。
子宮がんなどと同じ様な症状です。
たとえば、不正出血や腹痛、
下腹部の違和感などです。
子宮肉腫は、外見上、子宮筋腫と似ているために、
区別しにくいのが実状です。
しかし、違いもあります。
子宮筋腫は、だんだん腫瘍が大きくなるけれど、
子宮肉腫は、急激に大きくなります。
また、子宮筋腫は、閉経すると縮小していきますが、
子宮肉腫は、閉経後も大きくなっていきます。
子宮肉腫の悪性細胞は、組織の内部に発生するので、
細胞診や組織診では、簡単に発見できません。
CTとかMRIを使っても、肉腫の確実な診断は困難です。
さらに、肉腫に特有な腫瘍マーカーもまだ発見されていないのです。
子宮肉腫の治療は、子宮を摘出するのが基本です。
放射線治療は、効果が期待できません。
早期発見がとても困難な病気で、
治癒率は、初期で約50パーセント、
全体では30パーセント台と、かなり低いのが実状です。
ただし、子宮肉腫は、たいへん珍しい病気であるのも事実です。
女性性器に発生した悪性腫瘍のうち、わずか1パーセント前後といわれています。 |