新しい治療法
子宮筋腫は、30代以上の女性の4人に1人は持っているといわれています。
しかし、考えてみれば、
この年代の女性は、
こどもがある女性なら、
子育て真っ最中の年代です。
忙しくて、入院して、何日も家を空けてはいられません。
また、独身なら、働き盛りであるし、
もしもフルタイムで働いていなくても、
将来の妊娠・出産を考えると、
お腹を切る従来の手術には、誰だって抵抗をおぼえるでしょう。
FUS(ファス)は、MRIガイド集束超音波治療(手術)といって、
その名の通り、MRIの画像で患部を見ながら、
そこに超音波を照射し、
お腹の筋腫を焼き切ってしまう治療法です。
FUS(ファス)/MRIガイド集束超音波治療(手術)の原理は、
虫メガネといわれています。
つまり、黒い紙の上に虫メガネを持ってきて、
虫メガネの距離と角度を調整しながら、
太陽光線を紙の1点に集束させると、
やがて煙が出て、そのうちに炎となるでしょう。
これを超音波で行うのがFUS(ファス)/MRIガイド集束超音波治療(手術)です。
体の表面には傷がつかず、
超音波が集束した筋腫部分だけが焼却されるのです。
FUS(ファス)/MRIガイド集束超音波治療(手術)が適用される筋腫・適用されない筋腫
FUS(ファス)/MRIガイド集束超音波治療(手術)が適用できる筋腫は、
・うつぶせの状態で、筋腫と腹壁のあいだに腸管がないこと
・くびれのある粘膜下筋腫ではないこと
・筋腫の大きさが約3センチ以上〜約10センチ以下であること
・一回の治療では、筋腫は3個ほどしか治療できない
などなど。
以上が、適用できる用件です。
FUS(ファス)/MRIガイド集束超音波治療(手術)が適用できない筋腫とは、
・背中に近い筋腫(おなかの皮膚から離れていると、治療が困難なため)
・筋腫の内部で、変性が強くなっている場合
などです。